戦略論

軽々に「戦略」なる言葉を使うべからず。

戦略というのは、最高の結果を得るために資源の投入や活用を考えて行うというものだ。
その選択によってはたまたま相手を出し抜くとか周囲に悪影響を与える事があるかもしれないが、最初からそれを狙っていくものではない。

更に言えば、戦略は十分に論理的かつ科学的な検討を重ねた上に成立するものであり、思い付きや思い込みから生まれるものではない。
奇策と呼ばれる戦略においても、検討段階において一般常識的な選択肢の絞り込みを行わず、高い柔軟性に基づいた多種多様なプランを排除することなく最善策を追求した結果なのである。

目的を定めたり、戦う場(ドメイン)を選んだりするのは価値観に基づいた(多くは非論理的な)意志である。これを実現するにあたって、もしくは実現に近づけていくための方策が戦略となる。

戦略を決定する際には、うまくいかなかった場合でも被害を最小限に抑える、うまくいった場合の成果を最大限に獲得する、というような考え方の相違による意思決定が必要でもある。目的がはっきりしていれば、同じく合理的に戦略を選択することができるであろう。

要するに何が言いたいかと言うと。

思い付きのハッタリや苦し紛れを「戦略」とかいう言葉で誤魔化して正当化するのは止めようねということです。

 

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