今日も頑張ったお父さんの武勇伝を。尊敬されるべきお父さんが感じた嫌な思いを。
ぜひ、家族に話してあげてください。それとも、私の方からお伝えしましょうか。
お父さんは通勤時間に日経新聞を読んでいます。やっぱりベテランの社会人というのは日経新聞を読みこなすものですからね。周りの人はスマホでゲームをしているだけだし、日経新聞の方が偉いから広げて読んでもOKなんです。そこのところを皆に知ってもらうために畳んだり広げたりしてアピールもばっちりです。
電車からみんなが降りていくときに、お父さんは降りる駅ではないから頑張って踏ん張りました。何十人に押されても絶対に流されないお父さんは体力自慢です。みんなが慌てて降りていくのを見ると、お父さんは上から目線になってしまいます。
通勤電車で席が空いたから、フットワークの素早いお父さんは頑張って座りました。同じ席に座ろうとしていた人がいて、お父さんの方が離れていたけど押しのけました。その人はびっくりして目を真ん丸にしていましたが、お父さんは気が付かないふりをしました。
満員電車で足を踏まれたので仕返しに蹴ってやりました。相手の人が怒って文句を言ってきたので、お父さんは大人の態度でその場は謝っておきました。次の駅で降りる時にも足を蹴ってやったらまた文句を言っていましたが、追い掛けてもこないからお父さんの勝ちです。
お父さんはいつもホームの階段の場所を覚えておいて、時間を無駄にしない乗換をやっています。素早く電車を降りて素早くエスカレータに乗って、手際よく移動しています。時々邪魔な人がいてわざとぶつかることもあるけど、乗換に遅れると遅刻しそうなので文句を言われても無視しています。普通の人なら5分のところ、お父さんはたいてい3分くらいです。
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お父さん、毎日通勤おつかれさまっ!