事の発端(?)はPebbleWatch。9月末に新Firmwareとしてバージョン2.6がリリースされ、これにより活動量のモニタリングができるようになった。連携するアプリケーションはMisFit、Jawbone、Swim.comだと言う。ちょっと待ってよ。Swim.comってことは…やっぱり水泳中のモニタリングだよね。マジか、常識的に考えて5気圧防水で泳ぐって無謀なんですが。
なんてことで書き始めたんだけど、うん、結局は大した情報も盛り込めなかった。
5気圧防水の場合は水の中で遊ぶくらいは平気でも泳ぐことは御法度だと思っている。特に腕は水をかくときに瞬間的に高い水圧がかかるので、たとえ潜らなかったとしても水が入って破損するリスクが高い。実際にWikipediaの腕時計ページでは水仕事まではOKでプールはNGと書いてある。あらためて時計メーカのサイトで見てみると、セイコーもシチズンも「泳いでいいけど潜っちゃいかん」となっていてWikipediaよりは強気。メーカーが自分で言うのなら信じるしかないかもしれん。PebbleWatchの場合、竜頭のような気密性を下げる部品は使われていないから信頼性は高そうだ。これは信じてよさそうだけど誰かのレポートを待ちたいところだな。
さてところでスマホはどこまでいけるのか。我がExperiaはIPX5/8等級。水をぶっかけても大丈夫、沈めても大丈夫ということだ。水をかける場合の最強はIPX6なので1等級下がったIPX5で、あまり強烈な噴流は勘弁してねと。沈める場合は最強のIPX8になっているわけだが、水深1.5mにそっと沈めて30分間ということ。スポーツとか泳ぐとかになるとそりゃもちろん無理ってことだ。
そしてそう、風呂について調べてみた。通信キャリアのサイトでは「風呂は止めてね」と書いてあるようだ。ソフトバンクでもドコモでもXperia Z2/Z3については「試験基準に基づき高湿度条件下(浴室など)で利用できることを確認しておりますが」ということで色々と制限を付けつつ使用可能という表現。せっけんやシャンプー、入浴剤は駄目だということは解る。サウナも解る。よく解らないのは温水が駄目だということ。IPX性能のテストは常温なので温水は保証外だという意味だってことは理解する。でもさ、スマホ自体が勝手に40度くらいに熱くなっていることだってあるんだぜ。いけるんじゃないの?
さて、公式見解のようなものをまとめるとこうなるようだ。防水と言っても常温での話であり、風呂の湯などについては同じ条件は当てはまらない。また、風呂での使用は高湿度条件下ということになり、たとえ防水であっても利用可能かどうかは機種により異なる。
そりゃあまあそうだろう。
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ところで、9月末のPebbleWatchに関する発表では、同時に値下げも実施された。通常モデルで$99、時間がかかってよいなら送料無料。2台持つ意味はないけど、もう1台買おうかしらと思うくらいの今日この頃。