モルボル 再び

以前に書いたモルボルが再び現れた。

今度はメスだった。

通勤電車、ほぼ満員状態で俺はまたしても座って寝ていた。そして、またしても膝をグリグリされる感覚で目が覚めた。今回は前回にも増して揺れに合わせて強く押してきて痛い。目を開けると白いタイツか何かでおおわれた膝が見えた。女性だ。

それとともに嫌な臭いが漂ってくる。なんだ、シンナーか? わからないけど有機溶剤の臭いだ。これはひどい、頭が痛くなりそうだ。何が起きているんだろうと混乱しながら見上げると、マニキュア塗ってる。驚愕。

まとめるとこうだ。おばあさんに近い年齢と思われるオバサンが、俺の膝を支えにして電車の揺れに耐えつつ、座っている俺の目の前でマニキュアを塗っていた。俺は雑技団に入った覚えはないし、ましてや支え役をやる義理も何もない。

文句を言おうと思ったが気付いたころにはあらかた塗り終えていたようなので黙っておいた。そしてその後、紐のようなベルトをバッグから取り出し、俺の膝やら腿やらの上にたらしながら、眼前で振り回しながら装着。そして到着した駅では網棚から荷物を下ろし、俺の顔を狙って突き出してくる。

執拗な攻撃を回避しつつ、やっと生き延びることができた。恐るべし雌モルボルは毎日罪のない旅人を確信犯として襲っているのだろうか。

最近のマニキュアは昔よりは臭いが和らいでいるらしいが、目の前で塗られるとは今でも信じられん。

 

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モルボル 再び への1件のフィードバック

  1. Belle のコメント:

    Reading this makes my desnoicis easier than taking candy from a baby.

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