WordPressはずいぶん前に使おうとしたことがあって、サーバーにインストールだけはした挙句、結局使わずじまいだった。当時はXoopsCubeにかまけていたせいもあり、それどころじゃない、時間が取れないという状態だったのでね。
掻い摘んで言うと簡単にインストールできたけどその先で軽く蹴躓いたという感じ。
さて、今回は書くネタを溜めつつ改めて入れようと思い立ったわけだが、さくらインターネットのレンタルサーバーコントロールパネル(というWebサイト)を見るとクイックインストールという項目があり、クリック1発でできてしまうようだ。逆につまらない。
- インストール先のディレクトリをwww配下に作成し、サブドメインでアクセスできるように設定しておく。
- MySQLのデータベースを追加しておく。
- クイックインストールする。
できてしまった。
WordPress自体に更新チェック機能があるようなので一応やっておいた。なんとなく気になるので、「wp-config.php」のアクセス権だけは400に設定しなおしておいた。他にやることはなさそうだけど、テーマを選んだりプラグインを選んだり、そっちの方は色々あるのね。今までは割と作る方に立っていたので、使う方に立つと新鮮な気分だ。
まあ、ここに至るまでにはXoopsCubeのMySQLバージョンアップだとかの苦労もあったから、それが実ったということもであるんだな。灌漑深い。
コンテンツを考えなきゃね。
はい、そして問題発生。ちょっと嬉しくもある。
初期のインストールでは.htaccessファイルが作られなかったが、それはそんなもんかと思っていた。その状態でプラグインのGianismを導入してみた。これは、FacebookやTwitterのユーザーアカウントでログインできるようになるというもので、SNSの友達が少ない自分にどれだけ意味があるかは別として、いちいちユーザー登録するよりはハードルも低いかと思ってのことだ。これがうまくいかない。
導入後にFacebookやTwitterでのログインを試してみると、Page Not Foundになる。htaccessが無いんだからそりゃそうだろと思いつつ検索をかけても同じ症状を訴えているケースがどこにもない。どういうhtaccessを書けということもないし、「サーバー側の設定は何もしなくても導入できる or できた」という報告ばかり。小一時間、いやもう少し、ひとしきり検索もし、プラグインの設定やらも当ってみる。問題点は何も見つからない。
プラグインのソースを見ようかと思ったのは一瞬だけだが、プラグインを諦めようかとは思った。
そこでふと気づいた。パーマリンク設定というのがあったな。あれって、どういう仕組みになっているんだろう。まさか…
そうなんですよ、パーマリンク設定をすれば、つまり初期値から変更してやればその時点で.htaccessファイルが生成されるんですよ。 いやあ、気付かなかった。これでプラグインをベースにしたログイン動作も問題なく確認。
インストール時点の.htaccessって無かったはずだけど、間違って消しちゃった可能性もあるので、控えめにここに書いておく次第。