Solarcan

それでどうすれば良いのか、といまだに思いながらのSolarcan。

例によってKickstarter(当件は第2回目のファンディング)なんだけど、使い方が半分解らないままでいる。半分以上は解っているかな。でも、おおよそ解っている、とまでは言えないな。まだまだ時間はあるから大丈夫さ。

このSolarcan、何かと言うとカメラ。要はやたら感度が低く作られているピンホールカメラだ。こいつを日当たりの良い場所に固定しておき、何か月か経過すると太陽の軌跡が写真として残るということだ。

届いたときは裏側が黒いビニール袋に放り込まれ、テープでぐるぐる巻きにされた状態だった。中には感光フィルムが入っているのだから、少しでも遮光性を高めるという配慮だろう。効果のほどは解らないが(そこまで遮光しなくても大丈夫だろうという意味で)、きちんと考えているようであって心地よい。

パッケージは段ボールの筒。大きさは違うけれどスコッチウイスキーを入れてある筒型容器のような素材感。中には本体と説明書と固定用のケーブルタイ(結束バンド)が入っていると書いてある。Kickstarterでの説明を見ているから、説明書を読まなくても想像はつく。たまたま我が家のベランダは見晴らしや日照が良いので設置場所も決めてある。とはいえ、数か月以上かかるモノだけに、いま説明書を読む数分を惜しんではならない。

まず場所を決める。一年中日当たりの良いところ。鳥や動物に攻撃されないところ。設置や撤去の際に危険ではないところ。そして、その場所の権利者に許可を得よとのこと。確かにそうだ。普通解ると思うが、事故が起きて訴訟でも起こされたら困るし、世の中とんでもないことをしでかす人もいるからね。

てことで、いざ設置。太陽が高いとか低いとかの時期で、正午に近いタイミングが良いのだけれど、もとより日当たりに問題ない場所なので細かいことは言わずに作業にあたる。ケーブルタイで固定するわけだが、なにしろアルミ缶。強く締めようとしたら簡単にへこむ。うっかり少しへこませてしまったが、すぐに元に戻すことができた。中のフィルムが曲がったりしていなければいいけれど。多少緩めに仮止めをし、スマホのコンパス(方位磁石)機能で確認しつつピンホール部分を南に向ける。台風が来ても飛びはしなかろうと思う程度にしっかりと止める。これで作業は終了。

とりあえず1年間放置することとする。撮影(?)終了後は現像作業は不要で、プルトップを使って缶を開け、フィルムを取り出してスキャナで読み取ればよいらしい。フィルムは反転しているので画像処理ソフトで見られるようにするのが現像行為にあたる。できるだけ暗い環境で行うこと。科学的な処理は不要。まあ1年も先のことだし、いま詳しく調べておく事も無かろう。ネットの情報も充実していくだろうから、果報は寝て待て。

出来上がった写真は、良し悪しは想像がつかないが、確実に唯一無二のものになるだろう。

アバター画像

taquinoy について

もう全然更新していなくて、今後も更新する予定は立っていなくて、でも捨てられずに残しています。
カテゴリー: Gadget パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください