こんなサイトは困りもの

これは実在するサイトに関する話なんだけれど、まあいわゆるイントラのサイトです。ですんで、主な目的は「必要な情報さえ取れれば何でもいいじゃん」てことなんです。これが何だか知りませんが担当部署が余計なことばかりしてくださって、無駄な装飾や仕掛けがてんこ盛りになっているんです。自分にとってはできればアクセスしたくないサイトのナンバーワンなので、必然的に社内情報の入手が遅れてしまうわけで。まあ、それでも困る事も無いあたりが立派な企業戦士の皆さん解ってらっしゃるのかもしれません。

なので、どういうどころが困りものなのか、実例を出すと一応会社のルールに抵触するのではないかと思われます。まあ、こんなサイトが見つけ出される可能性は限りなく低いことは確かですけれど。なぜかって、無名サイトであることももちろんですが、趣味趣向の方向性が違うだろうってこともありますしね。とはいえ、エゴサーチでGoogleがグッジョブをかますとヤバいので、やはり実名や実例は隠しながらということになります。

私が最初にびっくりしたのは、!!アクセスカウンター!!の存在です。ちなみにこのサイト、昭和の時代から存在しているわけではありません。ここ数年くらいでリニューアルしたものなんです。時代的には平成後期です。アクセスカウンターがついているサイトなんて、今時探してもなかなか見つかりません。しかも、放置されずに更新されているサイトなんてどこかにありますかね。ちなみに、アクセスカウンターの横には変ちくりんなロボットが浮いている。このロボット画像がチャットボットらしく、レトロの極みの隣に最新流行があしらわれていてとってもシュールです。

実はアクセスカウンターは正確には最初にびっくりしたポイントではありません。インパクトが大きかったは確かですが。正確には!!ローディングアニメーション!!の方が先に出現するので、先にびっくりしたのはこちらになります。イントラネットなのにローディングアニメーションを出すほど遅いって、ありえると思いますか。アニメーション表示なんか不要なので、もっとスムースにページを表示して欲しいものです。このサイトは重いぞ、と自虐的に吐露しているのでしょうけれど、でしたら無駄な装飾を止めてください。適当に作ったテストサイトならね、サーバーパワーも弱いし遅くても仕方ないのは解る、うん、わかる。でもさ、アクセス対象者は数百人程度の本番サーバーをそこまで遅く仕込むのは逆に吹聴できるレベルだと言えましょう。

無駄な装飾は多種多様にわたるのですが、いくつか紹介してみましょうか。例えば画像が設置されているんですが、画像をマウスオーバーすると微妙にズームされるんです。私が期待しているのはalt文字列、つまり、画像の代替となる文字列、あるいは画像を説明する文字列なんですが、これが表示されることはありません。これ以外についても言えるんですが、これを作った人、これを良しとした人は何を考えているんでしょうね。ここまで酷い状態なのに、何も考えていないとは信じられません。

さて、このサイトの中には意味不明なリンクがたくさんあります。いいねっぽいボタンが設置されていたり、どこへ遷移するのかわからない小さなアイコンリンクが各所に置かれています。そういうアイコンや画像の上にマウスが行くと急に動き始めたりもするので油断ができません。下手をするとフィッシングサイトに誘導されそうな、そういう怪しいサイトと同じくらいの恐怖を抱いてしまいます。

上の方に横一列に並んだメニューリンクも普通のメニューだなどと侮ってはいけません。全く同じデザインで並んではいますが、ほぼ全ての挙動が異なります。遷移してページが書き換わるのは通常ですが、現在の表示が下にずれてサブメニューが出現したり、突然日付付きのBlogみたいなページが表示されたり、別のサイトが別窓で開いたり、チョコレートの箱みたいに開けてみるまで中身が解らないのです。

そんな恐怖を抱かせる大きな理由の一つとして、今どこにいるかが解らないということも挙げられます。このサイト、MicrosftのSharePointを使っているのですが、SharePontのパンくずリスト機能はおよそ役に立たないものなんです。これを更に意味不明なものとするかのように工夫が凝らされています。実際、パンくずリストをクリックした際に、それこそどこへ遷移するかがわからないという、!!説明することも難しい構成!!となっています。

サイトマップですか。もちろんあります。これは昭和の時代からの良識的な配慮だと思います。ただし正しく使われている場合に限ると気づかされました。サイトマップの半分以上は外部サイトへのリンクで埋まっています。サイトマップからの復帰ボタンはありません。マウスのバックボタンを使ってください。Ajaxも多用されているので、残念ながらバックボタンでどこへ戻るかは保証できませんけれど、そんなことは小さな問題にすぎません。もちろん、真剣そのものです。ここは笑うところではありません。

余計な装飾が、と指摘しましたが、逆もまた然りです。そうです。必要な装飾がなされていないのです。このサイト内のページはいくつかのパーツで構成されいるのですが、これらのパーツの境界線がほとんどありません。これがまた凄い風景を見せてくれます。何かの説明文章が表示され、読み進んだ後のリンク先が全然違うサイトだったりするのです。微妙に文字色が異なるリンク集が4つくらい縦に並んでいて、その中から目的となるものを見つけるのに至難の業が求められます。

繰り返しますが、!!イントラネットです!!。どこの誰が何のブラウザでアクセスするかが解らない、というわけではないです。決められたスペック以上のPCだし、OSやブラウザもほぼほぼ決まりきっています。どの環境でも同じように見せたいとかを考える必要はありません。そんなに楽な環境なのに、何故表示が隠れたりズレたりするのでしょう。そしてそれらを放置したままでいられるのでしょう。前述したローディングアニメーションについても、ネットワークだってPCだって高スペックなわけですから、どうやったら表示を遅くできるのだろうと問いたいくらいなんです。データベースが大きくてアクセスに時間がかかる、ということはないはずです。そこのコンテンツ量はサクサク表示される個人用サイトよりも小さいです。ちなみに、画面幅を1,024ピクセルに固定する意味はありませんが、それは勘弁しても良いです。ただし、1,024ピクセルの外側にコンテンツを置くのは止めてもらいたいものです。各ページの画面幅を統一しておき、新しいコンテンツをその外側にそっと置くのは何故なのでしょうね。

ということで、ごくごく一部の問題点を並べてみました。反面教師です。天才の言っていることが理解できないことがあるように、反面教師としては超絶的なので学ぶところがあまりなさそうですが。誰かの何かの役に立ちたいと思いながら書き始めたこのエントリーですが、役に立ちそうもないと今更感じてきました。ええっと、こんな文章を読む人はいないと自覚はしていますが、万が一ここを読む人がいたのならお伝えしたいことがあります。ユーザビリティだとかコンテキストだとか、他人に何かを伝えるための勉強は必ずした方がいいです。皆が幸福になります。(不幸な人を作り出しません)

そうそう、つい最近、このサイトでMarqueeを見た気がします。あれは絶滅したはずなので見間違えだと思うんですが。

Marqueeってこれです。てか、表示できるものなのかしら。Wordpressが勝手に外す可能性もあるし。

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