いまどき「報連相」は流石に古いと思うぞ

よく聞く「報告・連絡・相談」で「報連相」ってやつ。死語っていうか、化石語っていうか、なんていうか、古いぞ。小学生とか中学生に教えるならいいかもしれんが、大の大人が「報連相」ってのは…。

もっと現代的な常識にのっとってちゃんと考えてみようや。

Wikipediaによると、

一般に、1982年に山種証券社長の山崎富治が社内キャンペーンで始めたことが広く知られている。

と書いてある。1982年っていうと昭和。ジル・ヴィルヌーヴが亡くなった年。ソニーがCDプレーヤを始めて世に出した年。昔のことだけど、年数が経っているからって「報連相」が古いって決めつけようってわけじゃない。関係ないけど、この年の映画は「トロン」「E.T.」「ブレードランナー」というヤバいラインナップ。関係ないけど。古くて新しい、みたいな。関係ないけど。

さて、ばらして順番に考えていこう。


まずは「報告」ですね。これはもう絶対に時代を超えて必要。誰かに頼まれたら、誰かに頼んだら、必ず結果を報告するのが常識。これを「大切にしよう」なんてレベルでは済まされない。もうね、是非ね、保育園とか幼稚園で躾けて欲しいものだ。ちなみにこの「報告」なんだが、これもWikipediaによると「部下が上司へ」なんだそうだ。

上司の指示に対して部下が、ってとこが乳酸発酵した古漬けっぽい。

上司の指示に対して部下が報告することが大切。うん、それは解るけど、報告ってそれだけではないよね。部下に頼まれれば上司が報告すべきだし、誰かにアンケートをしたならできれば結果を報告してあげたい。結果が芳しくなくても、私は失敗しましたとかって大声で恥をさらすことはしなくてもいいけど、関係する人達に正しく失敗報告をすれば皆が助かる。行動をしたなら結果が出るわけだし、結果が出るならそれを報告するべきだし。上司の指示かどうかにこだわらないほうがいい。何かをしたら誰かに報告しないと気持ち悪いと感じるようになるべきだ。


そして次は「連絡」とくる。もちろん、電話があったという伝言とか、明日避難訓練があるみたいな予定とか、ま、そういうのを連絡するのは良いと思うよ。ていうか、ここで扱う「連絡」とはちょっと違う意味合いだよね。報連相における連絡は周知ということだし、となるとまあ、ITが発展してきた現代においては古い。

どう古いかというと、テクノロジー的にメタ古い。

要はこの連絡内容となる情報については、誰とどうやって共有するかってことが重要だということ。共有するサイトに掲載するとか、情報データベースに入れるとか、この際だからAIに食わせるとか。それによって情報を活用していこうってのが現代なのであって、連絡が大切ですてのとは次元が違うのだよ次元が。繰り返すけど、回覧板みたいなのは別にいいよ。そういうやり取りで顔をつなぐっていうか、関係を維持するという目的もあるからね。ただ、情報を活用するという意味で、つまり、誰かに教えてあげると良いはずだからという発想なのであれば、「連絡」なんていう言葉は、古いちゅうよりも化石になってる。


そして「相談」なんだけど。指示を受けた後、という視点で考えるならば、あいまいな点や知らないことがあれば相談じゃなくて確認とか問合せだよね。ちょっと相談がってことがあってもいいけど別に必要なことじゃあない。あれれ。しかしそもそも「相談」ってどういう意味だろう。なんか、お願い事のようなそうでないような、結果が出そうで出なさそうな、すんげえ曖昧じゃね?

なんか便利なんだけど、ぶっちゃけアナログ臭が強いよね。

そんなに悪いことじゃないじゃん、普段からやってることだし。いやいやいやいや、普段の生活にまで口を出すつもりはないし、組織とか仕事とかにおける考察なんだから気にしないでください。少なくとも「相談があります」ではなく、「確認があります」とか「助言をいただきたいです」とか「要望があります」とか、そういう言葉で置き換えていった方が良いんじゃないかと思うってことだ。

そして再びWikipediaに聞くと「上司に意見をきくこと」だろうだ。報連相って上司LOVEの教えなのかしら。でもね、上司視点で考えても相談って意外と面倒だろうと推察できるのだ。お前は何で悩んでいるんだ、ちゃんと考えていて背中を押してほしいだけなのか、馬鹿だからいちから全部教えて欲しいのか、相談ありますじゃあ解らないんだよ。


てことで、ほんじゃあ報連相が古いって言われたら、報連相教の信者たちは何を頼りに生きていけばいいのだろう。知らんがな。

でもまあ、職場環境を良くしようとか、効率を良くしようとか、そういう考えがあるわけでしょう。だとしたら、もっと別の視点で語呂合わせをしたらどうだろうか。そうだなあ、たとえば、

  1. Communication
  2. Cooperation
  3. Community

でもって3Cとか。情報の流通を促進し(Communication)、共同で動く/働くことを良しとし(Cooperation)、共通項を持つ者同士で高めあう(Community)、そんな職場を私自身が夢見ているのでね。

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