最近は夜9時頃になるとチャンネルとTV東京に合わせている。オジサンにはとても良い番組が並んでいて、そのまま11時の「WBS」へという流れだ。
月曜日は「未来世紀ジパング」。世界に羽ばたく日本のビジネス礼賛。もっぱらアジアの開発途上国が中心だが、「援助ではなくビジネスが回ることが重要」ということを思い知らされる。はやりのサスティナブルだ。そしてインフラ系の技術についても、知らなかったけどなるほどとなるような話が出てくる。討論番組では大騒ぎする中国人や韓国人のゲストも落ち着いていて真っ当なのも興味深い。二日酔いっぽいガラガラ声のSHELLYもかわいいよ。
火曜日は「ガイアの夜明け」。役所広司の独り芝居とナビゲートも良かったが、江口洋介も悪くない。ナレータの蟹江敬三さんが亡くなったことは傷みに耐えがたいが(合掌)、後任の杉本哲太もだいぶ落ち着いてきた(あるいはこちらが聞きなれてきた)様子だ。こちらも色々なビジネスにおける戦いが描かれており、努力奮闘する人々が美しくもある。海外からのバイヤーや海外に行った日本人が孤軍奮闘しながらやりくりしている横で、TVスタッフがぞろぞろと同行しているんだろうと思うと不思議なものだが。
木曜日は豆助。じゃなかった、「和風総本家」。常に流れるテーマは「日本っていいなぁ」であり、日本のもてなしの心や職人芸の素晴らしさを語ってくれる。5年くらい続いているという放送、ネタが尽きないことに感心する。日本って奥が深いなぁ。また司会進行役の増田アナウンサーの態度が無礼極まりなくて逆に楽しめる。そして地井さんが亡くなった直後の放送で彼が贈った言葉は(内容は忘れてしまったが)とても感動的であった。
木曜日は続いて「カンブリア宮殿」。村上龍がホスト役となり、成功者を招いてその歴史や考え方を見ていく聞いていくというもの。実際、小池栄子の存在が大きく番組を進めいている。この番組でも「なるほど」ということが多々出てくる。まあこういった番組で考え方とかを学んだとして同じようにできるかと言うとできないわけだが。
金曜日は「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」と「たけしのニッポンのミカタ!」という冠番組2つ。この辺りはテーマによっては、もしくはその時の状況次第で観たり観なかったり。
一風変わったドラマは「孤独のグルメ」。水曜日の深夜に放送。正確には12時を回っているので日付は木曜日になっている頃。クール毎のドラマであり現在はSeason4を数えているもの。
そして週末。土曜は「FOOT×BRAIN」、日曜は「ソロモン流」あたり。それと、「土曜スペシャル」とか「日曜ビッグバラエティ」が面白そうであれば。「出没!アド街ック天国」とか「モヤモヤさまぁ~ず」は気になる場所がテーマになっていればビデオで。場所によってという意味では「そうだ旅に行こう」とかもあったね、火曜日だったっけか。
基本的には東京ローカルなので割と身近に感じられてよい。株式の3分の1を日本経済新聞社が保有していることもあり、日経の提供やバックアップによる経済番組が展開されていることもオジサンには心地よい。過去には低俗と言われる番組もやっていたわけだし、何故かサッカー放送の歴史が長かったり、アニメに力が入っていたりと独自路線は誰もが知る通り。
最近では「WBS」も含めて使い回しが目立つけれど低予算だから許す。