料理の時に片手で扱えるペッパーミル、もしくはソルトミルがとても便利だ。という話。
例えば片手に鍋のふたを持っていたり、例えば片手に焼き鳥串を持っていたり、そういう時には両手でねじる方式のミルではいかんせん使えないのだから。タイプが色々あるので自分が使ったものについてコメントしていこう。一時期何故かはまってしまって目に付くものを買いまくったからなあ。
握るやつ。 シェフィンのウサギ型のペッパーボールが代表例。このウサギにはマグネットもついているのでレンジフードとかに貼り付けられるのも便利。耳が折れそうに見えるが、そこそこ保つ。そして、我が家ではしばらく活用したのちにやっぱり耳が折れた。
同じく シェフィンの握るやつ。塩とコショウを左右に入れ、180℃回すことで1本のミルで両方使える。実際、回す時には両手になるので、だったらワンハンドを2個準備すりゃあいいじゃんということでもあるが、これの存在感はかなりなもの。以前は値段も高かったのでアメリカのAmazonから取り寄せたが、今はだいぶリーズナブルになってきている。こいつもだいぶ使ったけど、切り替え用の回転部分が回らなくなってしまった。やや大きめなので、手が小さい人だと扱いにくいと思われる。シェフィンは握るタイプで他にも出しているけど、ガシガシやっていると疲れてくる握力が鍛えられる効果も期待できる。
電動ミルは最強。電池の分だけデカいし重いけれど、持ち上げててっぺんのボタンを押すだけで塩やコショウが降ってくる。うちで使ってるやつはAdHocという国産のものとiTouchlessというアメリカ産のもの。AdHocは台所に置いておいたら黒いプラスティック部分がベタベタしてきた。素材のせいか調理中の油のせいかはわからないが、洗ったり拭いたりしてもさっぱりとはしないので困っている。同様な材質が使われていないiTouchlessはこういう問題は発生していない。確か2本でUS$20~30とかだったはずだが、なんだかんだで結構使えている。難点は、塩でもコショウでもどれくらいの量をかけたかが感覚的に解り難いということ。なお、電池交換用に外す部分があるんだが、たまに、ごくたまにコショウもろともにどすっと落ちてくるので注意。スープの上にかざす前には、安全な場所で本体を軽く振ってみてガタ付き確認が必須。
最近ではこれがメイン。当時は日本に無かった(と思う)ので、これもアメリカAmazonから購入。Order Historyで確認したところメーカ名(なのか?)はGrind Gourmetだそうだ。US$40って、そんなに高かったかなあ。上の棒を押すことで挽くという画期的な仕組みで、単純構造だから頑丈。同じく構造的に粗さ/細かさの調整ができないが、特に困ることもない。コショウ粒を沢山入れることはできないが、スリムなので卓上に置くにも丁度いい。さすがに握力は必要、私は左手でも40kgオーバーだから問題ないが女性や子供には厳しいかも。硬いときや力の無い人は、左手で握りしめて右手で叩き込んでください、ワンハンドじゃなくなるけど。
それと、前述の殴る押すタイプの場合はこのスタンドもほぼ必須。細いミルに合うようにできていて、置く場所がフラット、つまりくぼみが無いから塩やコショウが溜まらずに掃除ができて良い。
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使っているiTouchlessのものと非常によく似ているのがこれ。