BioLiteグリル

以前のエントリでBioLiteの件を書いていたわけだが、在庫無し状態だったBioLiteグリルがモンベルのネットショップで在庫有りになっていたので早速購入してみた。

結論を言うと、良いんだけど、良いんだけど、微妙に使い難い。

まずは開梱して見てみる。エッジの部分は指で触ると微かにバリがあるような感触だ。怪我をするほどではないだろうが、布の繊維はひっかかりそうだ。作りはしっかりしているし曲線も美しくステンレスの質感も良い。こうでないと結構なお値段だからね。

焼網は格子状になっておらず間隔がやや広いので食材によっては気を付けないと落ちる危険性はありそう。100円ショップで買ってきた小さい網を載せればよいだろうが、焼面が特殊な形なのでうまく置けない。串を打つとか食材の方で工夫して対応するべき。説明書にはBioLite本体、つまりふたの近くは強火、離れれば中火と書いてある。

設置は非常に簡単で、BioLite本体を立てたところに載せるだけという感じ。固定するとかはめるとかではなく本当に載せるだけ。それでもぐらつくということもなく、良くできているなあと思わせる。華奢な見た目だが全く問題なく使える。

ペレット燃料を入れ、着火して炎が安定するまで燃料投入口のふたを開けたままで待つ。グリルを設置していない時よりは時間がかかる気もするが、たぶん気のせいだろう。様子が見難いのは事実だが大したことではない。安定して炎が上がれば準備完了、ふたを閉じていざ焼かん。

序盤、調子は良いが火力が強すぎる。中まで火が通るというよりは表面だけが焦げていってしまう。牛肉の表面をさっと炙って食べるということなら悪くはない。

変な形の焼網なのに、格子状になっていないから食材の並べ方も一方向に限定されてややこしい。場所によっての火力の違いで扱いが難しい。目を離すと焦げる。油断せぬように監視しシイタケやらエリンギやらオクラやら、そして牛焼肉を仕上げていく。焼き上がりは悪くないのだが、普段の炭焼きに比べると火の通り方がだいぶ違う。炭火が持つ遠赤外線効果ってやつがないからかな。

悪戦苦闘で焼いては食っていたんだが、20分程度経っただろうか火力が落ちてきた。ふたを開けて中を見ると炎は上がっておらず、燃料の追加が必要だ。そしてここで考えれば解るようなミスをした。ペレット燃料を上から追加したところ、当たり前だが火は燃え移ることもなくくすぶり、煙が上がり始めた。反省しつつ燃料口からガスバーナーで強制的に再度の着火を試みる。意外と時間がかかっててんやわんやだ。頭を使えよと数分前の自分に言い聞かせつつ、だったらどうやったら正解なんだろうかと悩む。

この燃料追加以降がほぼほぼ失敗になった。始めた頃に比べてペレットの材質であるヒノキの香りが強まり(これはまあ好き嫌いだろうし悪くはないが)、食材の表面がややススっぽくなった。最初に投入した燃え残りが何か悪さをしているのではないかと思う。どうやら、むしろペレットの継ぎ足しが無理なのかもしれない。ペレット燃料との相性がばっちりだと考えていたのにこれでは意味が無い。小さい薪を使うにしても、縦にして上から追加するのはちょっとどうだろうか。

ということで、なかなか一筋縄ではいかず食材にも配慮が必要だということが解った。短時間勝負の炙り焼き専用としてサブに回すか。

良い物なんですよ、本当に。でも本体と合わせると2万円オーバーですからね。元を取ろうと思って買うものではないと言えましょう。

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